地方公務員ライフ

新潟県に住む地方公務員(自治体勤務)です。職業として地方公務員を選んだ1人の人間が生活する中で感じたことなどを綴っています。

地方公務員の異動事情

公務員に付きものなこと、それは「人事異動」ですね。

 

公務員に限らず、いくつもの部署があるような民間など、ある程度の規模の職場になると人事異動というものはついてまわりますよね。

 

人事異動に対して、どんな印象を持ってますか?

 

花形部署への異動となれば、とてもポジティブな印象になりますし、左遷のような異動となれば、ネガティブな印象かと思います。

また、自分の希望する部署ならポジティブ、希望していない、むしろ行きたくない部署への異動ならネガティブといった感じでしょうか。

 

地方公務員、特に地方自治体の異動については、自治体によってさまざまですし、なんなら職員によってもさまざまです。

 

わが自治体の場合、新採用から10年程度で2~3か所異動するなんて話をしますが、私は9年目ですでに4か所目、同期の中にはまだ2か所目の人もいて、それだけ見ても人によるということがわかります。

 

また、異動までの期間というのもそれぞれで、2~3年でころころ変わる場合もあれば、5~10年など、長い期間在籍する人もいます。

 

そのほかにも、例えば市役所に勤める場合、基本的に引越しを伴う異動がないことを期待する人も多いかと思いますが、ところがどっこい、自治体職員には「出向」というものがあります。

 

私もその出向により、2年間東京にいたことがありますが、勤めている自治体でがんばるぞ!と思っていたら東京行ってねーなんて話が一部の職員には舞い降りてきます。

 

東京に限らず、少し前までは被災地、特に東日本大震災の際は太平洋側の東北地方に応援職員として派遣されている職員もいました。

 

こうしたことは職員全体の一部ではありますが、異動というものは場合によっては働く地域も変わることになります。

 

ちなみに異動希望なるものは毎年書きます(自治体によってはその部署に何年かいないと書けないなんていうこともあるようです)。

 

異動希望が通るかというと、そんなうまい話はそうそうないですね。

(とはいえ人が決めることですから、異動したい先の管理職とかにアピールして印象付ければ、呼んでもらえることはあるかもしれまんせんね)

 

わが自治体の場合、出向についても希望するか聞かれるんですが、希望を外した年に行ってこいと言われたのは笑っちゃいました。全然見てないじゃん!

 

特に他の機関等に派遣する場合はそういう希望というよりは、人を見ていたり状況を見ていたりしているんでしょうね。

 

そういえばこの前新聞で、新潟県が職員確保に苦慮しているという話がありました。

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20220110663252.html

 

その中で市町村職員は転勤が嫌な人がなるみたいなコメントが載ってましたが、転勤ありますのでご注意くださいね。

 

それにしても市町村職員は転勤がないところがアピールポイントだーみたいなコメントは、一般的にはそんな印象ってことですよね。

 

そういうことなら、新潟県はどこに住んでいても仕事ができるリモートワークを推進して、転勤不要にすれば解決ですね♪

 

よそのことは置いといて、異動というのはとても奥が深く、また人の感情を震わすイベントですので、ぜひ地方公務員になられた方は、楽しめる?といいですね。