男性公務員 育休を取る~男性育休~
長男が誕生した際は、妻が里帰り出産したこともあり、育休を取らず特別休暇(自治体ごとに違うかもしれませんが)として数日休暇を取得するに留まりました。
一方、次男の時は、里帰りせず、基本実家を頼らない形で出産することにしたので、妊娠が分かった時から私が育休を取ることで出産に備えようと妻と話していました。
今年の4月、人事異動により今の部署に来ましたが、事前の挨拶の段階から安定期に入る前だったものの「10月から2か月お休みがほしい」と宣言しました。
宣言したこともあり、この時期は自分がいないという前提で所属長も人員配置を可能な限り配慮してくれたほか、係のメンバーからもいろいろと調整していただけたので無事現在に至っています。
育休は、控えめに言って最高ですね。
日々成長する次男を、時間を気にせず見ることができますし、長男とも思いっきり遊ぶことができます。
こんな制度を男性が取得しないのはもったいないなと感じています。
ただ、育休は制度だから取れて当たり前という考えももちろんありますが、仕事は自分だけで回っているものではない以上、周囲への働きかけ(私の場合はあらかじめ育休取得を宣言し、取得する意思を明確に示したことや業務の引継ぎなど)もきちんとすることが大事だと感じました。
その甲斐もあって円滑に育休に入れたと自分では思いますが、陰で何を言われているかは・・・わかりません苦笑
そんな中、育休前の最後の調整でいろいろ忙しい時に、上司から「俺は仕事は手伝えるけど、あなたの家のことは手伝えないから、仕事は我々に任せてしっかり休んで家のこと頑張ってね」という言葉はぐっときました。
育休に限らず、療養休暇等、いろいろな事情で休まなければならない、休んだ方がいいこともありますが、私の周囲でそのような状況が起きたときは、お互いさまの精神で自分ができることはしようと思えた機会になりました。
いい面だけではなく、もちろん大変なこともありましたが、結果的に取得してよかったと心から感じています。
育休にまつわるお金のこととかはまた別の機会に。