地方公務員ライフ

新潟県に住む地方公務員(自治体勤務)です。職業として地方公務員を選んだ1人の人間が生活する中で感じたことなどを綴っています。

1馬力・30代地方公務員の収入は?

地方で暮らす地方公務員の私ですが、問題なく生活ができるのかについて書いていこうと思います。

 

我が家の妻は、現在専業主婦です。

そのため、我が家のお財布事情は私の収入にかかっています。いわゆる「1馬力」というやつですね。

 

妻が専業主婦ですと、私の扶養に入るわけですが、金銭的なメリットとしては

・扶養手当

配偶者控除

・年金3号

などがあります。

 

1馬力で生活するにあたってはある程度優遇される部分があるんですね。

 

それでだいたいどれくらいの年収なんだ?という話ですが、昨年ベースで年収約450万円でした。(ちなみに昨年は新卒採用されてから8年目、妻と未就学児1人がいる我が家のケースです。残業が多くない部署でしたので、残業が多い部署だと軽く500万円を超えると思います。)

 

とても贅沢はできませんが、家族と安心して暮らせるくらいにはいただいています。

 

一応生活はできますが、1馬力では限界もあります。そういった意味で地方において強いなあと思うのは、地方公務員の職場結婚でしょうか。

家族に2人も正規の公務員がいたら、給与は2倍、賞与も2倍、すさまじいですね。

(お金の面ではという話ですが...)

 

また、地方公務員に限らず公務員のいいところは、収入が良くも悪くも安定していることですね。

安定しているからこそ、先の見通しも立てやすく、生活も安定しやすいです。

その代わり、どれだけ成果をあげようが、知名度があがるほど活躍しようが、直接的に給与には反映されません(自治体によっては、評価によって昇給や賞与等に反映されるケースはあります)。

 

その点ではやっただけお金がもらえる環境に身を置きたい方には、公務員という仕事は向いてないかもしれませんね。

世の中の動きに左右されにくい収入体系だからこそ、金銭にとらわれず職務を全うすることが求められると感じています。(それでも不正を働いてしまう方が出てしまうのは人間の弱さなんですかね)

 

最近は、職員の意識改革、安定だけを求める職員はいらない!ような職員募集も見かけますが、安定な地盤があってこそ思い切って動けるという面もあると思っているので、なんでもかんでも安定を取り除く動きにはなってほしくないなぁと感じてます。