地方公務員の資産形成アレコレ
今の時代、資産形成をしようと思うと、貯金、保険(保険が資産形成かどうかは議論がありますが)以外にも活用できる様々なサービスがあります。
地方公務員になりたてのころ、いわゆる組合の集まりなどで、お金を貯める方法として勧められたのは「財形貯蓄」でした。
なるほど、とりあえず天引きで貯蓄してくれるなら簡単でいいな、と契約して財形をスタートしたわけですが、天引き等あらかじめ貯蓄分を別にしておく方法は、今でもベーシックであり王道だと感じています。
その後、いろいろ調べるにあたり、どうも「投資」をした方が長い目で見ると有用なんではないかということにたどり着きました。
ここでいう「投資」とは、個別株を短期で売買したり、FXで為替の取引をしたりすることではなく、インデックスと呼ばれる市場の動きを示す指数に投資をすることで、長期で見るとある程度のリターンを見込めるというものです。
(インデックス投資については検索するといろいろと出てきますので、そちらを参照した方がよいかと思います。)
定期預金ですら1%もいかない時代に、長く投資をすることで数%のリターンを見込めるのはとても魅力的だと感じたことを覚えています。
投資にあたっては、世の投資ブログに大変お世話になりました。
個人的な考えですが、個別株もやらない、でも貯金だけして増えないのも不安といった、投資に対してライトな層の地方公務員に適した資産形成としては、共済貯金やつみたてNISAあたりではないかと感じています。
特に、共済貯金は地域によっては利率もよいので、今の銀行金利を考えれば活用しない手はないかと。
共済貯金についてはまた別の機会に。
ちなみに私の資産形成遍歴をお示ししますと
(当初)財形貯蓄
(投資するぞー!期)財形貯蓄、共済貯金、特定口座、NISA
(新たなNISAが!?期)財形貯蓄、共済貯金、特定口座、つみたてNISA
(第1子誕生しました期)財形貯蓄、共済貯金、特定口座、つみたてNISA、ジュニアNISA
~そして今に至る~
といった感じです。
どのくらいの収入が得られるのか見込みやすい職業である地方公務員だからこそ、毎月一定の積立てをするつみたてNISAあたりは、相性がいいかもしれませんね。
ただし、理論上は長期で投資すればリターンが見込めるという話ですが、いざ必要な時に得しているか損しているかは誰にもわかりません。
そういったリスクをよく承知した上で投資はしたほうが良いかと思います。
特に今は相場がいいだけに、ガクッと下がった時に歯を食いしばって市場に残れるかが長期投資では大切だと思います。