自治体職員の味方 共済貯金
貯金というキーワードでおそらく一番思いつくのは「銀行預金」かと思います。
しかし、自治体職員が活用できる貯金には、銀行預金よりもかなり条件のいい貯金があります。
それが「共済貯金」です。
新潟県を例にすると、新潟県市町村職員共済組合という医療費等の社会保障を管轄する組織が提供している貯金事業のことを指します。
この共済貯金、何の条件がいいといいますと、利率が高いことがあげられます。
新潟の場合は現在、年利0.5%(税引き前)となっています。
(私が入庁した当時は0.9%だったので、年々低くなってきてるのは悲しいことです・・・)
某地銀の定期預金で年利0.002%ですから、それと比べると雲泥の差ですね。
ペイオフと同等の保障もあるため、銀行に預けるのと同じリスクで利率がいいのは使わない手はないですね。
もっとも、市場に投資することに比べれば当然リターンは低いと思います。
しかし、安全に管理する分にはこうしたものも活用することは大事なことです。
また、給与天引きで積み立てることになるため、積み立てやすい点もメリットですね。